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[Power Apps]ビジュアル解説 Blank, IsBlank, IsEmpty, Coalesce関数

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このページでは、空白を返すBlank関数、値が空白かどうかを返すIsBlank関数、テーブルにレコードがあるかどうかを返すIsEmpty関数、最初の空白でない値を返すCoalesce関数を説明します。

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Blank関数の説明

Blank関数は、空白を返す関数です。

構文

Blank()

戻り値:空白

使用例

下記のコレクション”SalesManagement”があるとします。

ボタンのOnSelectプロパティに下記を入れます。

コレクション”SalesManagement”の1行目の単価、品名、数量にBlank()を入れています。

実行してコレクション”SalesManagement”を見ると、下記のように空欄になります。

IsBlank関数の説明

IsBlank関数は、引数の値が空白かどうかを返す関数です。

構文

IsBlank( )

には、空白かどうか確認したい値を入れます。

戻り値:true / false

使用例

テキスト入力コントロール、ドロップダウンコントロール、コレクションで、IsBlank関数を利用した場合の例です。

空欄の場合はtrue、空欄でない場合はfalseを返します。

IsEmpty関数の説明

IsEmpty関数は、引数のテーブルが空白かどうかを返す関数です。

構文

IsEmpty( テーブル )

テーブルには、空白かどうか確認したいテーブルを入れます。

戻り値:true / false

使用例

下記の、レコードのないコレクション”TestCollection”に試してみます。

下記のようにtrueを返します。

次に、下記のようにレコードのある状態で試してみます。

下記のようにfalseを返します。

Coalesce関数の説明

Coalesce関数は、引数の値を順番に確認し、最初の空白でない値を返す関数です。

構文

Coalesce( 値1 [, 値2, … ] )

テーブルには、空白かどうか確認したいテーブルを入れます。

戻り値:最初の空白でない値
    ※すべて空白の場合は空白を返す

使用例

下記のような使います。

1つ目は、最初に空白でない”A”を返しています。
2つ目は、すべて空白のため空白を返します。

まとめ

このページでは、空白を返すBlank関数、値が空白かどうかを返すIsBlank関数、テーブルにレコードがあるかどうかを返すIsEmpty関数、最初の空白でない値を返すCoalesce関数を説明します。

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