[Power Apps]Power Appsとは？何がすごいの？

Power Appsとは何かを知りたい方向けに、Power Appsのメリットなどを説明します。

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Contents

Power Appsとは
Power Appsのメリット
最後に

Power Appsとは

Power Appsとは、MicrosoftがOffice365で提供しているクラウドサービスであり、プログラミング(コーディング)作業を行うことなくアプリケーションを作成することができるツールです。従来のアプリケーション開発のようにソースコードを記載しなくても、GUIでのデザイン作成や、Excelの関数のような方法で動作を定義することでアプリケーションを容易に作成することができます。

このような可能な限りコーディングを行うことなくアプリケーションを作成するツールを、ローコード開発基盤(LCAP:Low Code Application Platform)と呼びます。No CodeではなくLow Codeと呼ばれている通り、多少のコーディングは必要ですが、イメージとしてはExcelの関数を入れ子にして利用するレベル感のコーディングができればアプリケーションを作成することができます。

勤怠管理、日報報告、売上管理、在庫管理、予約管理などなど、様々な業務アプリケーションを、特定のプログラミング言語の知識や経験がなくても、低コスト、または自社内でさえアプリケーション作成を行えるため、現在急速に普及しているツールです。

Power Appsのメリット

①プログラミング言語の知識が不要

特定のプログラミング言語(C言語、Javaなど)の知識がなくても、アプリケーションを作成することができます。Excelの関数を扱えるぐらいの基本的なITスキルがあれば作成できるため、個人や自社内でアプリケーションを作成することも容易になります。
実際に業務を行う方が自ら作成することもできるため、開発ベンダーや開発部門とのコミュニケーションロスの心配もなく、業務実施者が自分の期待するアプリケーションを作成することができ大きなメリットです。

②低コスト・短期間で業務アプリケーションを開発

コーディングが不要のため、従来のような、プログラマーが大量のソースコードを入力しながらのプログラム開発や、コーディングミスによる手戻り等が大幅に減ります。そのため、低コストかつ短期間でアプリケーションを作成することができます。
また、Power Appsを利用したアプリケーションを自社内で作成することで、稼働後の仕様変更による追加費用や、運用費を開発ベンダーに支払うということもなくすこともでき、コスト面で大きなメリットがあります。

③スマホアプリで利用可能なアプリケーションを開発

スマホアプリを作成するためには、通常特定の開発ツールや開発言語を利用する必要があります。Power Appsは、スマホで動作するアプリケーションも容易に作成できます。Power Appsで作成するアプリケーションにパソコンかスマホかの違いはなく、ウィンドウサイズだけスマホに合うように気をつければ良いだけです。
出張中にスマホから営業日報や進捗などを入力できるようにするなど、業務形態によっては、活用シーンは色々あると思います。

④様々なWebアプリケーションとのデータ連携

Power Appsには、様々なデータと連携する機能が備わっています。
例えば、社内のSharePointのデータの読み取り・更新や、Power AppsからOffice365のOutlook経由でメールを送信することもできます。
また、Twitter等のSNSとも連携でき、Twitterで話題になっているテーマを収集してマーケティングに活用したりといったことも可能です。
それ以外にも様々なソフトウェアやサービスとの連携が可能であり、可能性の大きなツールです。