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[Power Apps]SharePointリストの一覧表示から添付ファイルダウンロードを行う方法

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SharePointリストを一覧表示して、その画面から直接添付ファイルをダウンロードする方法を説明します。

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やりたいこと

下記のようなSharePointのリストがあるとします。
添付ファイルを表示したい場合、個々のアイテムを表示してから、添付ファイルのダウンロードを行う必要があります。それでは一手間かかりますので、PowerAppsを利用して一覧表示から直接ダウンロードできるようにします。

例として利用するSharePointのリストの画像
例として利用するSharePointのリストで添付ファイルをダウンロードする画面の画像

一覧から添付ファイルをダウンロードする画面の作成方法

PowerAppsで下記のようなSharePointのリストを表示した画面を作成できているとします。右側のスペースに添付ファイルを表示して、直接ダウンロードできるようにします。

SharePointのリストをPower Appsでギャラリー表示した画面の画像

編集フォームに含まれている添付ファイルコントロールを利用するため、一時的に編集フォームを作成します。
下図のように、編集フォームを作成して、データソース(なんでもいいです)を設定し、編集フォーム画面を表示します。

一時的に編集フォーム画面を追加した時の画像

作成した編集フォームの中の添付ファイルのDataCardValueをコピーします。

添付ファイルのDetaCardValueをコピーするときの画面の画像

SharePointのリストを表示するギャラリーの中のコンポーネント(ラベルなど)に添付ファイルコントロールを貼り付けます。

添付ファイルのDetaCardValueを貼り付けるときの画面の画像
下記の①のように、「添付されているものはありません。」と表示されますが、添付ファイルコントロールが表示されます。ここで、一時的に作成した編集フォームは不要になりまスノで、②のように削除します。
一時的に作成した編集フォームを削除するときの画面の画像

一時的に作成した編集フォームを削除して、添付ファイル部分のサイズを整えた後の画面が下記になります。エラーが表示されるため、次にエラーを修正します。

サイズを整えた後のギャラリーの画面の画像

添付ファイルコントロールのItemを「ThisItem.添付ファイル」に変更します。

ItemプロパティをThisItem.添付ファイルに変更する画面の画像

添付ファイルコントロールのTooltipを修正します。特にこだわりがなければ空欄でいいと思います。

Tooltipプロパティを空欄にする画面の画像

添付ファイルコントロールのBorderColorを修正します。特にこだわりがなければ空欄でいいと思います。

BorderColorプロパティを空欄にする画面の画像

これでエラーは解消され、下記のような画面になります。ファイル添付機能は不要なため削除します。

ここまでの設定を変更した後の画面の画像

添付ファイルコントロールのDisplayModeを「DisplayMode.View」に変更します。

DisplayModeプロパティをD isplayMode.Viewに変更する画面の画像

下記の画面ように、添付ファイルのリンクのみが表示される状態になります。

添付ファイルのリンクのみが表示されるようになった画面の画像

ここで、Power Appsを起動して添付ファイルをクリックしてみると、下記のようなエラーが表示されます。

添付ファイルをダウンロードしようとした時のエラー画面の画像

そこで、添付ファイルコントロールのValueを「AbsoleteUri」に変更します。

ValueプロパティをAbsoleteUriに変更する画面の画像

再度PowerAppsを実行し、添付ファイルをクリックすると、下記のようにPDFが表示されます。

添付ファイルをダウンロードでき、PDFファイルを表示している画面の画像

なお、添付ファイルコントロールのValueを「Value」に変更すると、”表示”ではなく”ダウンロード”になります。

まとめ

SharePointリストの添付ファイルダウンロードを一覧表示から直接行う方法を説明しました。
ギャラリーの中にギャラリーを入れて実現する方法もありますが、表示ボタンを別途作成することもないため、私はこのやり方が好みです。
ギャラリーに添付ファイルコントロールの追加機能ができればもっとシンプルな手順になるんですけどね。

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