このページでは、データソース内の特定のレコードを削除するRemove関数、データソース内で条件に一致するレコードを削除するRemoveIf関数を説明します。
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Remove関数の説明
Remove関数は、データソースの中の、指定したレコードを削除する関数です。
構文
Remove( データソース, レコード1 [, レコード2, … ] [, All ] )
データソースには、削除したいレコードが入っているテーブルを入れます。
レコードは、削除したいレコードを入れます。
Allは、レコードに一致するすべてのレコードを削除したい場合に使用します。コレクションでは、同じレコードが複数存在することがあります。 Allを指定しない場合、1つのレコードのみの削除になります。
使用例
はじめに、下記のSharePointリスト”売上管理表”をデータソースとして試してみます。
SharePointリスト”売上管理表”をギャラリーで表示します。
ボタンを追加し、OnSelectプロパティに下記を入れます。最後の行のレコードを削除するという内容です。
下記の場合、2021年3月5日のレコードを削除することになります。
1 |
Remove(売上管理表,Last(売上管理表)) |
実行してボタンをクリックすると、下記のように一番下のレコードが削除されます。
RemoveIf関数の説明
RemoveIf関数は、データソース内で条件に一致するレコードを削除する関数です。
構文
RemoveIf( データソース, 条件式1 [,条件式2 … ] )
データソースは、変更させたい対象のデータソースを入れます。
条件式は、変更したいレコードを示す条件式を入れます。条件式を複数指定した場合は、AND条件での評価になります。
使用例
下記のSharePointリスト”売上管理表”をデータソースの例として説明します。
SharePointリスト”売上管理表”をギャラリーで表示します。
ボタンを追加し、OnSelectプロパティに下記を入れます。担当者が橋本で、数量が250を超えるものという内容なので、AND条件のため、下記の4行目だけが削除させる動作になるはずです。
1 |
RemoveIf(売上管理表,'In charge' = "橋本",Quantity > 250) |
実行して、ボタンをクリックすると、下記のように担当者が橋本で、数量が250を超えるものだけが削除されます。このように条件に一致するものを削除することができ、条件を複数記載した場合は、両方に一致するもののみが削除されます。
まとめ
このページでは、データソース内の特定のレコードを削除するRemove関数、データソース内で条件に一致するレコードを削除するUpdateIf関数を説明しました。
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