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[Power Apps]ビジュアル解説 If, Switch関数

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このページでは、条件分岐に利用するIf関数、Switch関数を説明します。

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If関数の説明

If関数は、指定された条件がtrueかfalseかによって、値や動作を変化させたいときに利用します。

If関数でできること

下記のように、同意するか同意しないかによって、ボタンを有効にしたり無効にしたりできます。

If関数の動作の説明の画像

If関数の構文

If( 条件式結果 [, デフォルトの結果 ] )

条件式には、条件式を入れます。
結果には、条件式の結果がtrueの場合の値を入れます。
デフォルトの結果には、条件式の結果がfalseの場合の値を入れます。

複数の条件式を指定したい場合は、下記の構文で指定することができます。
If( 条件式1結果1 [, 条件式2結果2, … [ , デフォルトの結果 ] ] )

If関数の使用例(単一条件)

ラジオの値が”同意する”の場合は、ボタンをEditモードに、それ以外の場合はDisabledモードにするという動作させる例です。

ボタンのDisplayModeプロパティに下記を入力します。

ボタンのDisplayModeプロパティを設定している画面の画像

下記のように選択肢によってボタンの状態が変わります。

If関数によって、ラジオコントロールの選択肢に応じて、ボタンの有効無効が変わる動作の説明の画像

If関数の使用例(複数条件)

入力した数字が0より大きい場合は黒字、0より小さい場合は赤字、0の場合はグレーにする例です。

テキスト入力のColorプロパティに下記を入力します。

Value関数は文字を数値に変換する関数です。

テキスト入力のColorプロパティにIf関数で入力値によって色が変わる設定をしている画面の画像

入力した値によって、下記のように文字の色が変わります。

入力値によって色が変わる動作の説明の画像

Switch関数の説明

Switch関数は、指定された条件がtrueかfalseかによって、値や動作を変化させたいときに利用します。
Switch関数でできることはIf関数でもできます。If関数の複数条件では何度も条件式を記載する必要がありますが、Switch関数は、条件式の左辺となるものは一度記載するだけでよいため、見た目がスッキリします。特定の変数や数式に対する結果によって動作を変えたい場合はSwitch関数を利用した方が人間に読みやすいです。

Switch関数の構文

Switch数式値1結果1 [, 2結果2, … [, デフォルトの結果 ] ] )

数式には、変数や関数など条件となるものを入れます。
には、数式の結果となるものを入れます。
結果には、数式の結果がであった場合に与えたい値を入れます。
デフォルトの結果は、いずれのにも該当しなかった場合に与えたい値を入れます。

Switch関数の使用例

ドロップダウンで選択した色によって、ボタンの色を変化させる例です。

ボタンのFillプロパティに下記を入力します。ドロップダウンには、赤、緑、青の選択肢が入っています。

ボタンのFillプロパティにSwitch関数で選択肢に応じて色を変える設定をしている画面の画像

このようにDropdown1.Selected.Valueと1度記載するだけで複数条件を指定できるため、If関数に比べて見た目がスッキリして読みやすいです。こういったケースではSwitch関数を利用するのがいいと思います。
なお、同じことをIf関数で書くと下記になります。

下記が実行結果ですが、選択した値によって、ボタンの色が変わります。

選択肢によってボタンの色が変わる動作の説明の画像

まとめ

このページでは、If関数およびSwitch関数について説明しました。
ユーザの入力内容などの条件に応じて、値や動作を変更する際に利用します。

単一条件 → If関数
複数条件(様々な条件式が混在) → If関数
複数条件(同一条件式で値のみが変化する) → Switch関数 or If関数

といった使い分けをイメージしておけばいいと思います。

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