ここのページは、Power Appsを利用する上で登場してくる用語の簡単な説明です。(五十音順)
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用語集
委任
PowerAppsのアプリからデータソースに対して検索等の問い合わせを行なった際に、データソース側で検索処理を行う動作を委任と言います。Excelをデータソースとした場合委任には対応しておらず、SharePointリストやSQL Databaseは委任に対応しています。
(例)
データソースに5000件のデータがある場合に、PowerApps側からデータソースに大してデータ件数を問い合わせるとします。
委任なしの場合、PowerApps側に全データを取得してからPowerApps側でデータ件数をカウントするという動作になります。PowerAppsには取得できるデータは最大2000件という制約があるため、正しい件数になりません。また、全データを取得するためデータ転送量も無駄に増えてしまいます。
委任ありの場合、データソース側でデータ件数をカウントした上でPowerApps側にデータ件数を返します。この場合、返すデータ数はデータ件数という1つのみのため、最大2000件という制約内となり正しい件数を取得できます。また、データ転送量も少なくなります。
関数
値を受け取り、何らかの処理を実行し、値を返す機能を持つものです。 Excelにおける関数と同じように数をかぞえるCount関数や、画面を遷移するNavigate関数など、多数の便利な関数が用意されています。
グローバル変数
アプリ内のどこからでも参照可能な変数です。
コネクタ
外部のデータやサービスと接続するための機能をコネクタと言います。SharePoint、Outlook、Twitterといった外部サービスへ接続する際に利用します。
コレクション
その他のプログラミング言語における「配列」を意味し、複数のデータをひとまとめにした変数です。ExcelやSharePointリスト等のデータソースからデータを読み込み、PowerApps上でコレクションとしてデータを保持するために利用します。
毎回データソースにアクセスするとレスポンス劣化を引き起こすため、できるだけPowerApps上のコレクションで処理を行い、最終的にデータを更新する際に、データソースにアクセスするといった使い方になります。
コンテキスト変数
アプリの同じ画面内でのみ参照可能な変数です。
コントロール
アプリ上に配置する、テキスト入力フォームやボタンなど、部品となるものを総称してコントロールと呼びます。
プロパティ
コントロールに対する各種パラメータのことをプロパティと呼びます。プロパティを変更することで、コントール毎のサイズや色などの様々な仕様や動作を指定します。
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